Dota2 日本語動画解説

このブログではYoutubeに無数にあるdota2に関する動画や解説を厳選し、そのポイントや英語での解説を主に日本人向けにわかりやすく紹介していきます。

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safe laneにおけるfarm効率

今回は6分30秒程度と短い動画になりますが、safelaneにおけるfarmの効率を上げることに特化したリプレイ解説動画を紹介していきます。

以下、動画解説になります。

"Farming efficiency in a free farm lane"


Farming efficiency in a free farm lane

この動画は現在Eternal EnvyTeam secretから抜けて、元Cloud9関連のメンバーで創設された"Team NP"に所属するAui_2000が自分でYoutubeにポストしたものです。タイトル『Farming efficiency in a free farm lane』にもある通り、このファーム効率に関する解説はfree farm lane(安全なレーンファーム)が保障されている上での話ですので、すこしレベルの高いプレーヤーやcompetitive(競技シーン)のプレーヤー向けの話になってしまうと思いますが、ご了承ください。同時に、先週より開催されているWeekend Cup(詳細はこちらよりリンク直通)やチーム練習などにも参考になればと思います。

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まずAuiはsafeレーンのcarryとしてファームをし続けることが大事であって、どのような試合、ヒーローであってもこのコンセプトは一緒であると語っている。そのための一般的な理論は、レーンをプッシュしてジャングルに行く。常にファーム場所の優先度は(レーン>ジャングル)にある。

いくらかのプレーヤーはどの試合でも同じコンセプトで、言い換えれば同じようにプレーできないと言うがそれは間違いで、やること、すべきことが分かっていれば、それ以上にゲーム内での良い判断や素早いリアクションをとることもできるはずであるからだ。つまり、自分なりの理解ですと、試合ごとのパフォーマンスにバラつきがでるのは、やるべきことを試合ごとに考えているためであって頭に入っていないからであるということでしょうか。

 

この基本的な理論の説明の後に、具体的な説明に移る。

しかし、上記に説明した通りだが、これは①敵offlanerがジャングルにこもっている状況、もしくは、②offlanerがレベルをとるためだけにofflaneに常駐している状態、実質free farm(安全なレーンファーム)が確約されている状況において機能すると話している。2番目のケースに関しては、offlanerを完全に1 vs 1 でゾーニングすることはクリープのdenyでも敵に経験値が入るため不可能、したがって自分のfarmの効率を上げるほうがいいということだ。

まずpullすべきキャンプについてだが基本はlargeキャンプをdireであれば↖方向に、radiantであれば↘方向に~:52付近で引っ張りstackpull(以後サイドプルと呼ぶ)を同時にすること。これは必ず1分に1回のみにする。敵offlanerが1分で1クリープウェーブしか貰えないのはとてもイライラすることだし、stackキャンプにサイドプルすれば確実に1ウェーブを消せる上、こちらのほうがもらえる経験値は多い。更に敵のクリープが味方タワーに近づくため常に敵が警戒しなければならない結果になる。

Auiがここでcampのgoldやexpについての価値を説明していますが、自分でも分かりやすく以下にまとめておきたいと思います。

  • large camp (大キャンプ)
    • gold - 86-161
    • exp  -  160-284
  • medium camp (中キャンプ)
    • gold - 81-155 
    • exp  - 160-258
  • small camp (小キャンプ)
    • gold - 65-102 
    • exp  - 123-144

では、問題はどのようにしてstackしたcampを狩るのかということだ。Auiが解説するゲームにはmoprhling, warlock, rubickの3人しかいない。なお、stackをとる場合なので必ずしもstackpullを同時に行う必要もないここも分かりやすく自分なりにまとめてみたいと思います。

  1. ~:13-15でsmall campにpullする
  2. ここで残ったクリープをサイドプルする *
  3. レーンへ戻る
  4. ~:52付近で引っ張る
  5. 1~4の繰り返し

*ダブルウェーブ(クリープウェーブが2つある状態)でpullすると敵クリープがタワー圏内に入り、そのまま放置すれば自分のクリープが敵タワーに達し、敵にfreeで経験値、farmを渡すことになってしまうので。もし~:52付近でpullするのであれば、動画ではカジュアルに説明がなされていないが、味方クリープを引っ張った後に敵クリープを味方クリープまで持ってきている**のがわかる。

**基本的にクリープのアグロ(攻撃優先順位)はタワーやヒーローが関係していないと目の前にいるものからという猿のようなものだ。これをわかりやすくすると①radiantクリープ→②direクリープ⇔③中立クリープの攻撃関係が生まれる。最初に死ぬのはdireクリープ、後に①radiantクリープ⇔③中立クリープとなり実質的にクリープをタンクすることなくを狩れることになる。

動画を見るとこのstackを一掃する前後で敵PAMorphlingの間に約15ものCS(Creep Score)に差が生まれているのがわかる。また10分時点での最多CS数は82、+中立クリープで、10分100ラストヒットも十分に可能であるということだ。自分が見た過去最高はmagnusでの10分137でした。(もちろんサポートのstackはありましたが)

 

 

今回は自分でも書いてて楽しめた内容でしたので、是非皆さんにも楽しんで理解していただければと思います。

以上となりますが、

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