Dota2 日本語動画解説

このブログではYoutubeに無数にあるdota2に関する動画や解説を厳選し、そのポイントや英語での解説を主に日本人向けにわかりやすく紹介していきます。

『Dota 2』に関するYoutube動画を日本人向けにわかりやすく日本語で解説していくブログです。 随時更新していきますが、twitterfacebookでフォローしていただくことにより更新の通知を受け取ることができます。

レーニングで負けてしまったときに何をするか?

こんにちは。

本日の記事はtwitterで告知しました通り、レーニングで負けてしまったときに何を考えどう勝ちに繋げられるかを考える際に、どういった状況判断が必要になるのかといった内容に関しての解説動画を紹介します。それが自分のテクニック不足であれ、単純に相性が悪く何もできない場合であれ、この解説を参考にして1試合でも多くこういった試合を勝ちに繋げられるような記事になればいいなと思います。

以下より動画、解説になります。

"Dota 2 How to recover as a Carry with Morphling | a BSJ and Game-leap.com Guide"



この動画はGoodboy Guidesという主にカウンターピックやdotabuffに基づいたメタの解析などを行っているチャンネルに投稿されたものです。タイトルはmorphlingでレーンに負けてしまった、思うようにfarmがとれなかった、といった場合にどのような立ち回りをすればいいかを考えていくといったようなものです。こういったケースはまれではないと思いますので是非そういった試合の参考になればと思います。

 

新たなる故郷へ―― 本格王道オンラインRPG「Tree of Savior」

 

 動画で紹介されるキャリーはmorphlingclockで味方のサポートはkunkkanight stalkerだ。trilaneをするにしろsupport2人はmeleeであるうえにゲームを見ればわかると思うがnight stalkerは開始すぐにでDCしてしまう。kunkkaはsafelaneにおいて何もできないと悟り他のレーンのヘルプに回り状況は1vs1のmorphlingclock。全てのランク帯に共通することではないかもしれないが、morphlingはここでfarmをとることもできないだけでなくpudgeのgankなどにより何度もベースへ帰らなければならない最悪の状況だ。

ここでまず最初の説明がなされるが、ゲーム開始2分でclockはタワー元までダイブしそのうえでkillをとりclock自体も死ぬことになるのだが、そこでrespawnした直後にTPでレーンに戻ることになる。レーンに戻った後効率を重視したsafelaneであればレーンをタワー前でコントロールするのが普通だ。

だがこの場合敵がタワー元までダイブしてkillをとっていることを考えるとレーンの均衡をタワー付近で維持しても意味がない。効率重視のレーニングテクニックはあくまでも種類のシチュエーション(offlaneが経験値を吸うのみの状況、完全に自由にfarmできる状況)に限られるのは過去記事でお話しした通りだ。

限られた自由にfarmができる時間(clockがTPで再び現れてくるまで)をどう最大限farmに繋げられるかという話になると思うのだが、この場合laneの均衡を無視して目の前にあるfarmに集中してとにかくクリープを早く片づけることを考える。midレーンをしているときは気づきやすいと思うが、プレッシャーがきつい場合に敵midがruneをとりに行っている時間などの時間を最大限活用するために目の前にいるクリープを絶対に逃さないということを意識しなければならない。

しかしこの後TPでclockが戻ってきた後はまた同じことの繰り返しである。完全に敵のペースでlevelをとるのがなんとかという状況だ。動画にもある通りpudgeのgankによりこの後またベースまで歩いて帰らざるを得ないことになる。

ここでレベルが低いプレーヤーに見られがちなミス(mmr5k付近でも普通に起こるミス)として指摘できることが、自分のゲーム開始時のレーンにとらわれすぎてしまうということ。もしその最悪の状況でそのレーンに居続けることを選択すれば最悪の状況を長引かせるだけといった結果となってしまう。

これがもし自由にfarmできていたならばその効率を上げてアイテムを目指すべきであり下記の説明の限りではないが、farmができない、サポートが来てもどうしようもないというのであれば、他のレーンに移ったら何ができるかということも考えてみるべきである。この判断もヒーローによって異なるのだがその例を紹介したいと思う。またゲーム状況により下記の例が絶対的な解ではないことも頭に入れたうえで読んでいただきたい。

Slark - level6を持つことによりそれなりに自然回復やultによりダメージを多少受けてもレーンでfarmすることができるようになる。この場合levelをとるまで我慢しつつlevel6からのfarmの挽回を目指すこともできる。

Slarkのような場合であれば特にlevel6までは経験値を吸うだけで状況が好転することが考えられるがそうでないヒーローはどうすればいいのか。

 

このシナリオにおいてそういったそれぞれのヒーローの強い時間帯、レベルを生かすためにはどうすればいいかということを考えることになる。これはmidレーンのgankの概念と似通る部分があるとは思うが、後者の例の場合のようなヒーローでの状況をどう変えるかというと他のレーンを見ていくしかない。このゲームの場合だとofflaneに行けば味方offlaneのnyx assasinと共にkillを狙えるチャンスが生まれる上、farmのできるチャンスが生まれるのがわかると思う。基本的には敵safeレーンにも序盤はofflaneよりもskillが弱いヒーローが来るから(この場合であればsven)。更に自陣topレーン(safeレーン)でfarmをしているclockのTPを誘発することができるかもしれない(clockのfarmの効率を下げる)ことを考えれば最悪の状況からほんのわずかかもしれないが好転したといえる結果を生むことができる。実際にここでkillをとることによりclockpudgeはbottomへのTPを強いられている。

ここでmorphlingがbottomに来たぞと敵ヒーローが集まってくるのが見えたら、morphlingはtopに戻り僅かながら自由にfarmをする機会を手に入れることができたというシナリオだ。この結果、killによって生まれたgoldとわずかの時間で得たfarmによりnetworthはmorphling側に傾きtopレーンでもclockに対しての何かできる状況に変化しているのが伺える。

まとめると、carry(他のロールでも共通するかもしれないが)をプレイするときこういった状況で必ず頭に入れておかなければならないことは、実際に機能していないこと(それが自分の知識からくるエゴかもしれないし、レーンにとらわれるという考え方によるのかもしれないが)を繰り返すのではなく、少しでも効率、ゲーム展開、全てを好転させる可能性があることに賭けるという状況判断をしなくてはならないということだ。

プロシーン等ではよく見られることだが、自分がレーンで何もできないことにいかに早く気付きゲームの悪い流れを少しでも良くするために自分が何ができるかということを考えている。現DC所属、元OGのmoonはofflaneのearth shakerでレベル2をとった時点で自分が何もできないことを悟り、midにgankするといったようなプレイもみられた。

 

以上が本日分の解説動画紹介となりますが、自分にも当てはまりますがこういった状況判断を頭に入れてプレイしている方はそこまでいないのではないでしょうか。この記事が皆さんのこういったキツいレーンであった試合の役に少しでも立てればと思います。

 

また、フィードバックとして参考にしますので、コメント等是非残していただければ嬉しいです。twitter, facebookのほうも是非フォロー、拡散お願いします。